私とあなたの間に、心があるのだから…

2024年9月8日 2024年9月8日

saori.nohara

人生の道のりって…
瞬間瞬間の選択の連続で

あの時こんな事があって。

こんな事になって、

その後こうだったから

私はこうして

で、

最後はこうなったんです、、。。

そして

その時こうしたんです..の背景には

実は
「こういうわけだったんです…」
という思いがあって

沢山の相談を聞いていると

その人が持つ
膨大な人生背景からの
理由に満ちているからこそ

出来事からの解釈と
そこからの行動は
多様なんだなといつも思います。

心というものは目に見えないもの。

考えも、気持ちも含めて
物理的に目に見える形で
お互いに共有することができない

だからこそ
相手とどうにかしなければならない
日常では
見える形にしていかないといけないから

その見える「言葉」とか
「態度」という表現ツールを
どう使いこなし
やりとりしていくかは

本当に人生の
大きなテーマであるのかもしれません。

お恥ずかしい話ですが
お金が無くなった時と

何かやらかした時にしかかかってこない
息子からの電話で

「お母さん、捕まった！」

というところから始まり

単語でしかものを言わなかった
息子とのやりとりに

「え！どこで？いつ？誰と？？で、なんで？？！！」と

取り調べみたいに
『だからー！』って怒られて

全く会話が成り立たない

この内容よりも、この態度にカチンと来て
しばらくコミュニケーションが
噛み合わない時がありました。

こういった相違は
よく起こることかもしれなくて

言語だけでなく
非言語という、言葉ではないところにも
人の感情は大きく及んで
そして対人関係はベースがそれがゆえ、、

声の大きさ、速さ、表情、
態度、間、に至る非言語の部分を

人は『感覚』というものを通して常に
敏感に味わっているのだろうと思います。

そうやって出来事からの解釈を
自分自身で無意識に
決定し続けているからこそ

人っていうのは
『感じている存在』なんだなと
つくづく思うのです。

伝えた事

伝わる事が

全然違っちゃうことも多々あって

自分の話した事が
全然違う形で伝わっちゃう時もあるし
例えば息子のケースの場合

前提として、
本人が苛立っていた事や
私に怒られるかもしれないといった

恐怖感を前提として持っていた背景も
読み取れたりするわけで

私のことを
「話を聞いてくれないだろうな、、この人は、、」という
解釈を息子が持っていたこと

実際そうだったと本人の口から聞くと

ああ、、信頼関係が
できていなかったんだな、、と
そもそもの根底を
見つめ直す事になりました。

コミュニケーションは時に面倒で
親しくなることを面倒だと感じたり
恐れる心理が働くこともあるし　

話の店じまいで
シャッターをガラガラ下ろしたくなる
その隙間に指が出てきて

「ちょっと待った！！まだ終わってないー！」って

湧いたものを
止められなくなっちゃう時もありますね

今やったらドッチボールに
なっちゃいそうで、、

今はここですったもんだ
やりたいわけじゃないんだって、、、

どちらかがそう思っていたりしていた時こそ　
ストップするのが良策

感情が高まっている時の話というのは
何のいい事もありません。。。

湧いてくる感情お互い持ち込んだら
必ずと言っていいほど
情の沼にまみれてしまう…

わかってもらうために話すという
とことん話さなきゃいけない
このモードは
雰囲気でわかるから

たくさんの人の人生の話を聞いていて
私自身も含めて感じることは

相手と同じゴールを見ているのか？
という事
すごく大事になると思います。

出来事に対して
どのような反応をするのかの半分は
全て自分に委ねられているからこそ

そもそもが
相手と分かり合おうと
思ってスタートしてるのか

確認したりというお互い
今重なり合っている部分を
見い出していこうとする気持ちを
どちらかが先に持たないと

コミュニケーションって
全く交わっていかない。

理解し合うこと、共感し合うこと
そしてわかりあうという事は

正しいとか、間違っているかとか
あたかも
どんなこともお互い無条件で
受け入れ合うことではなくて

全部が全部、同じ意見や環境なのではない

お互い違う人間として
違う意見や、立場や環境もあるよねっていう
立ち位置を

お互いに認識するところが
スタートなのかもしれなくて

相手は今
私に何を語りかけて来ているんだろう

何を伝えたいんだろう

より良いコミュニケーション、話し合う
伝え合うっていうことは

お互いに言いたいことを
言い合うのも半分、でも

聞きたいことを、
聞きあっていく関係性に
発展があるんじゃないかと思うんですよ、、

ああ、、あなたはそう思うんだ、、って

もし苛立ちの中で
これは後からにしたほうが、、とか
自分の感覚が何を感じ取ったのなら

お互いにとって新たな形で
未来に出会い直そうと
一旦ストップをかける事もできる。

話し合える可能性の
いつかのその時に
また
待ち合わせしましょうと

その間に
相手をリスペクト出来る器

相手の話も

私の事も

両方受け入れる器が育つのかもしれません。

出来事を、
お互いの人生の物語にして
綴っているからこそ

私の中に心があるんじゃない

誰かとの間に心があるんだって

私とあなたの間に心があるんだから

人間という

人の間に心があるんだから

悩みの根源は、

わかって欲しい....

これだけなのだから…

・

人間行動学の権威である
Dr.ディマティーニの
臨床研究からの叡智もとに
ポジティブにもネガティブにも偏らない
バランス思考の知恵の分かち合いを通して

「感情のマネジメント」に
フォーカスをあて

出来事に揺さぶられない
ブレない自分の軸が持てるよう
自分自身で、自分を取り扱える
セルフヒーリング、セルフコーチングが
出来るようになる
マインド構築のためプログラムの
提供をしています

人生主観で見れば悲劇 　　客観で見れば喜劇』を 　　　　　　コンセプトに